先日、「ヴェノム」を字幕版で観てきました。
「スパイダーマン」の悪役、くらいの知識で観に行きましたが、それ以上でもそれ以下でもない感じでした。最も今作にスパイダーマンは登場しませんけどf(^_^;。
ネタバレあります。
ヒーローアクション映画を観すぎているせいか、残念ながら今回も目新しさを感じる事が出来ませんでした。
もちろん、CGを駆使したスピーディなアクションや、質感などのリアルさは素晴らしいと思いますが、そこってどの映画を観ても素晴らしい出来じゃないですか。
なので、ついついストーリーの整合性とか、ひねってあるか、とかを求めがちで観てしまうのですが、やっぱり「それってあれでしょ?」って、ついつい以前に観た映画を引き合いに出してしまう自分が悲しいです。
今作も、ヴェノムはどんだけ凄い、おぞましいバケモノなのかと観に行くと、実は「寄生獣」だったって感じで、キャッチコピーにある「最も残虐な悪」感は今イチで、CMにあるように「可愛い」って一面はありましたが、やっぱり残念な気持ちを消すことは出来ませんでした。
そもそも地球外生命体のシンピオートのデロデロした形態も見飽きていますし、それに意志があるとは思いにくい。さらに、主人公のエディに寄生したあと、彼を気に入るくだりも説得力に欠けていて、共感出来ません。
さらに、そのエディもなんだか小汚くて、ヒロインが惚れる理由が全く理解出来ない。
見せ場のアクションシーンも、ヴェノムと戦う同種族も似通った風貌で見分けがつきづらく、さらに暗いシーンなので、素早い動きにはアラフィフの視力では到底ついて行けませんでした(T T)。
と言う事で、所々引っかかりながらも、それを無視して観れば面白い映画でした。
あれ? 誉めてない?
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。