地元の映画館では上映していないので、新宿バルト9へ足を運び、「
サイボーグ009 vs デビルマン」を観てきました。
どちらのアニメもドンピシャ世代の私としては嬉しいのですが、世界観が全く違うので、単なる2本立てで一部ちょっとオーバーラップするくらいの作品かな〜、なんて勝手に思っていましたが、大違い。
ガッツリとひとつの作品になっていて驚きました。
ネタバレあります。
「サイボーグ009」は1979年からのテレビシリーズのファンでしたので、その頃の原作マンガなら何度も読み返しました。残念ながら2001年の「THE CYBORG SOLDIER」はその存在すら知らず、2012年の「009 RE:CYBORG」はアメリカ在住中で観るチャンスがありませんでしたが、旦那さん曰く「観なくていい」作品だそうで未だに観ていません。こうなると、さほどファンでは無いように思えて来ました(笑)が、大好きですよ。
そして「デビルマン」はもうちょい子供の頃、1972年に放映されたテレビシリーズを再放送を含め良く観ていました。原作はグロイので1度くらいしか読んでないかな。
そんな馴染みのある作品ですが、世界観はおろか原作者だって全く別人。なのに、この2作品を融合させるなんて信じられず、若干の不安感を胸に劇場へ入りました。
入ってまず驚いたのが、平日の午後3時過ぎにも関わらず、いい大人が(男性多し)が席を埋め尽くしていること。その中には女性も、多いとは言いませんがそこそこ居るのもオドロキでした。(って、自分もその一人ですがf(^_^;。)
キャラクターは今時のアニメの色を取り込みつつ、ゼロゼロメンバーの特徴をそのままに、ああ、苦労しているな、と言った感じでしたが、まあ、見慣れてきます。
一方、不動明は目ヂカラも強く意外とイイ感じに仕上がっていて驚きました。
最初はそれぞれの世界がてんこしゃんこに映し出されるので、若干の違和感はありますが、主人公の二人が出会ってからはひとつの世界になっていくので、大したものだな〜と感心しながらの鑑賞。
と、30 分ほどした辺りで、突然エンディングが流れ始めビックリ!
「ええ! 話途中な上にまだ 30 分くらいしか経ってないのにもう、終わり!? 続きはまた次の映画ってこと???? 1,800円返せ〜」
って、もの凄く焦りましたが、エンディングが終わるとすぐさまオープニングが再び始まって、これまたビックリ。
なんと、OVA の連続上映会パターンでした。
そうか、昨今は DVD の販売を前提にした劇場上映が増えていると聞いていましたが、まさにこれがそのパターンだったんですね。
いや〜、びっくりしました。
その後ももう一度エンディングとオープニングを見せられ、都合3本分を一気観した形となりました。
もちろん、ちゃんと完結していますので、安心してください(笑)。
久しぶりに、懐かしいけど新しいアニメを観て、ちょっと疲れた感じも残る映画でした。だって、カット割りとか早いンだもん。
それにしても、ドルフィン号のデザインがイケてない〜〜〜(T T)。
あれは、無いよね。
▲入場時にもらったプレゼントは、4枚綴りのしおりでした。
■サイボーグ009vsデビルマン
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。