先月末から公開している「
エクソダス:神と王」を、昨日観てきました。
金曜の昼間ということでやはり映画館内はちょー空いていて、さらに公開から一週間経っているせいか観客は私達を含めてたったの七人。ゆったりと観てきました。
さて、アメリカではあまり好評では無かったそうで、つまらなかったらイヤだな〜なんて思いながら観ていましたが、エジプトの繁栄を再現したCGが凄くて、これだけでも壮大で大画面での見応えバッチリでした。
モーゼ役のクリスチャン・ベールは私の中ではバットマンの印象大。だけど、ストーリーが進む内に「本当にバットマン?」と思うほど、顔つきが変わっていきました。まあ、特殊メイクとかCGとかあるんでしょうけれど、それにしたってイケメン将軍からの予言者モーゼへの変貌ぶりはさすが、ストイックな役作りをすることで有名なだけありますね。
また、キーパーソンでもあるヘブライ人の奴隷ヌンが、アイアンマン3でマンダリンを演じたベン・キングスレーだったのが、どーにも気になっちゃって(笑)。さらに、ラムセス王の母であるトゥーヤはシガニー・ウィーバーだし、だめですね〜。これまで観たSF映画の印象深い役を思い出しちゃう。それだけ作品にのめり込めていなかったのかな?
10の奇跡も凄かったけど、魚を始めカエルや虻の大量発生&大量死がグロイし、最後はこどもまで死んでしまうのを観るとどうにも痛々しい。
モーゼと聞いて思い浮かぶあの、海がパカーンと割れるシーンですが、もっともらしく演出されていてその分迫力不足な感じでしたが、逆にその海の水が戻るシーンはほぼ津波で大迫力。だけど、今の日本ではちょっと。。。と思ってしまいます。
そしてラストシーン。「出エジプト記」に基づいているとはいえ、年老いて尚旅を続けているモーゼを観ると、なんともスッキリしない終わり方。なので、映画全体もなんかスッキリしない印象となってしまったのでした。
■エクソダス:神と王
〜〜〜〜〜*****〜〜〜〜〜*****〜〜〜〜〜
お立ち寄りありがとうございます。