メキシコハイライト5泊6日 ー(4)プエブラ観光ー

2012年09月19日

メキシコツアー3日目は、メキシコシティから南東の街、ウエホツィンゴとプエブラを訪れました。

ホテルを8時に出発。
メキシコハイライト5泊6日 ー(4)プエブラ観光ー_d0221584_9143696.jpgと、その前に昨夜書いておいた絵はがきを、ホテルの前のポストへ投函しました。
これは旅行へ行った時の私の楽しみのひとつ。日本の家族へはもちろん、ロサンゼルスの自宅宛にも手紙を出します。帰宅した後、自分から手紙がしかも異国から届くなんて、面白くないですか? その国の切手も手に入るし、私的には結構楽しい作業です。
(後で知るのですが、メキシコ国内の郵便事情はあまり良くなく、1か月ほどかかるとか。ああ、無事に届きますように〜(;´Д`)。)


さて、バスは朝の通勤ラッシュを抜け高速道路へ。約2時間のドライブとなります。
ガイドさんが盛り上げようと、まだ眠いバスの乗客に元気に話かけます。
「皆さんおはようございます。スペイン語の朝の挨拶、覚えていますか〜?」
「ええっと、何だっけ?」と考えている横で
リック・ディアス」と、旦那さん。
正解は、
ブエノス ディアス。皆さん是非覚えてくださいね〜」
と、ガイドさん。旦那さん、全然違いますから!

まず到着したのは、メキシコシティとプエブラのほぼ真ん中に位置するポポカテペトル山の麓の街、「ウエホツィンゴ (Huejotzingo)」。このポポカテペトル山腹には数々の修道院があり、それ全体が世界遺産になっているんだとか。さすがに全部を観て回るのは無理なので、その中のひとつ「サンミゲル修道院」を訪れました。
メキシコハイライト5泊6日 ー(4)プエブラ観光ー_d0221584_9155860.jpgメキシコハイライト5泊6日 ー(4)プエブラ観光ー_d0221584_9153762.jpg
バスを降りると、意外な程風が冷たくて長袖シャツでも寒い位。ちゃっかりウインドブレイカーを着込んで来た旦那さんは、それ見たことかとしたり顔。なんか、悔しい。。。
この辺りは日較差が激しく朝晩はとても寒いそうで、メキシコのイメージを覆されました。

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建物の外へ出ると、遠くにポポカテペトル山が見え、何やら美味しそうな匂いが鼻をくすぐります。
なんと目の前には、鶏の丸焼き屋さん。
のはずですが、目に入るのは焼かれる前の羽根をむしられ、逆さに吊されたあられもない姿の鶏たち。ああ、香港を思い出しました。もっとも香港では調理済みのガチョウでしたけど。(その時のブログはこちら

またまたバスに乗り込んでようやく「プエブラ (Puebla)」の街に到着。
この頃になるとお日様もすっかり高く陽射しも強くなり、もう寒いなんて事はありません。むしろ暑い位です。
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メキシコハイライト5泊6日 ー(4)プエブラ観光ー_d0221584_9191919.jpgタラベラ焼を使ったカラフルな建物や、立派な建物が広場を囲むように並んでいます。
ここはプエブラ州。パトカーはアメリカと同じく、州ごとにそのデザインが違うようです。

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メキシコハイライト5泊6日 ー(4)プエブラ観光ー_d0221584_921177.jpg広場の隣の大聖堂もとっても立派。中には3台ものパイプオルガンがあり、祭壇はもちろんキンピカでした。

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ですが、さらにその上を行く教会がありました。この後徒歩で向かった「サント・ドミンゴ教会 (Iglesia Santo Domingo)」は、外見は地味なのに、
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煌びやかな祭壇のさらにその奥にある、
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メキシコハイライト5泊6日 ー(4)プエブラ観光ー_d0221584_9251165.jpgロサリオ礼拝堂がものすごーーーくキンキラキン、壁も天井も柱も、み〜んなキンキラキンで見事でした。

メキシコハイライト5泊6日 ー(4)プエブラ観光ー_d0221584_9253956.jpgさらに街を散策しながらレストランへ。モーレ・ポブラーノ(お皿の一番奥にある焦げ茶色のソースのかかった鶏肉)などのタラベラ料理をバッフェ形式で頂きました。
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その時音楽を奏でてくれたのがこちらのお二人。左の方はギターとサンポーニャ(パンパイプもしくはシークと呼ばれる南米アンデス地方の民族音楽の笛)の両刀遣い。このあとフルートなども演奏する芸達者な方でした。
ちゃっかりCD(US$10 ≒ 800円)を売りつけられちゃいましたけど、これもまた旅の思い出(また?)。
写真右は、何故かソンブレロを被らされてしまい、リアクションに困る私。

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食後はカラフルな街並みを眺めながら、タラベラ焼の工房を目指します。写真右はトルティーヤを焼くタコス屋さん。三軒くらい並んでいました。

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工房のすぐ手前の交差点には、「砂糖菓子の家」と呼ばれる建物。漆喰の白い飾りが、まるでケーキのクリームのようなので、そう呼ばれるそうです。かつては迎賓館だったとか。

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タラベラ焼の工房「タラベラ アルマンド (Talavera Armando)」では、残念ながら作業はお休みでしたが、作業場は見学可能と言うことで覗かせてもらいました。
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お店の中には所狭しと陶器が並びます。
本物のタラベラ焼は、意外と色がくすんでいます。特にブルーのタラベラ焼はちょっと古くなったような落ち着きを持っています。
折角なので、私もひとつ本物を購入。と言っても、気に入って買った陶器ほど割ったり欠けさせてしまう事を自覚していますから、そんな高価なものは買えません。小さいな小さなミルクポット(145ペソ≒870円)をひとつ購入しました。つつましやか〜。(下の右下の写真にある、縁が黄色い陶器です。)

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そしてすぐ近くにあるお土産物市場の「エル・パリアン市場」でお買い物。
ここには、お手軽なタラベラ焼の偽物もたくさんあるし、民族衣装などのお土産物がいっぱい。
タラベラ焼の偽物ですが、「偽物」って言うと悪いイメージがありますが、実は偽物の方が色鮮やかで綺麗だったりします。お値段も安いのでこっちのほうが私向きだったりして。
今日は私が旦那さんを引っ張り回してお買い物。とはいうものの、根が貧乏性なので大きな買い物は出来ず。刺繍入りのチュニック150ペソ(約900円)と120ペソ(約720円)、タラベラ焼の偽物(ブルーのミニカップ)はふたつで50ペソ(約300円)と、なんともまー、ささやか。


メキシコハイライト5泊6日 ー(4)プエブラ観光ー_d0221584_936619.jpg帰りもまた2時間以上のバスの旅でメキシコシティのホテルへ戻り、夕食はホテルの近くのレストランで「チレ・レジョノ(ピーマンの肉詰め)」を頂きました。

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「ピーマンの肉詰め」って日本でも結構作っていたので馴染みのある料理ですが、メキシコのはちょっと違います。まず、ピーマン=チリがとーってもビッグです! 
昔のお店の入口をあしらったお皿に、デーン。しかも半身ではなく、丸々1個にお肉がぎっしり。なかなか食べ応えがあり、トマトソースも辛くないのでとても美味しかったです。

明日は、いよいよユカタン半島に移動します。
早朝の飛行機の為、今夜はなんと、2時半起き。って、まだ夜中じゃん。

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メキシコ旅行のmapを作りました。
ちなみに、今回のツアースケジュールはこんな感じでした。

09月17日 (1)メキシコシティ歴史地区の観光。
09月18日 (2)グアダルーペ寺院、テオティワカン遺跡。
     (3)メキシコ国立自治大学、メキシコ国立人類学博物館。
09月19日 ウエホツインゴ、プエブラ観光。
09月20日 (5)ウシュマル遺跡、カバー遺跡。
09月21日 (6)メリダ市内観光、チチェン・イッツァ遺跡(ククルカンの降臨現象)。
09月22日 カンクン空港から帰路へ。
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やっぱり今回も長くなっちゃいました、スミマセンf(^_^;。


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by suneya-m | 2012-09-29 10:06 | アメリカ生活 | Comments(0)

2011年から14年のロサンゼルス駐在生活を未だに懐かしみつつ、オタ嫁系お気楽主婦生活を綴ります。


by すねや
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