2012年 01月 10日
グランドサークル・バスツアー(5)—アンテロープ・キャニオン—
[3日目・2012年1月1日(日)]
[アンテロープ・キャニオン]


カップ麺で年越しをした2011年の大晦日。一夜明けて2012年の幕開けは、なんと念願の「ANTELOPE CANYON(アンテロープ・キャニオン)」!

アンテロープ・キャニオンネイティヴ・アメリカンのナバホ族の居留地内にあるので、アメリカの国立公園ではなく、観光の仕切りもナバホ族が行っています。
d0221584_746662.jpgこの日参加するツアーも、もちろんナバホ族の経営するツアー会社のもの。と言っても2社しかないンだそうです。それでいて、全世界から来るお客さんをさばくんですからスゴイですね。

私たちは朝1番の予約。8時スタートですが、20分も前からスタンバっていました。と言うのも、ナバホ族はどうやら日本人以上に時間に厳しいらしく、ちょっとでも遅れると、次のグループを優先させてしまうんだそうです。
そんなことになったら、ここまで来た甲斐がありませんから、まだ薄暗い内にホテルをチェックアウトして、寒い中20分も前から待っているという訳です。

d0221584_747107.jpgお陰様で順番を抜かされる事もなく、ツアージープに乗り込みました。

って、どう見てもトラックでしょ! 一応、観光しやすいように中央に背中合わせのベンチがあって、外気を遮断する透明ビニールの幌もありましたけど、何せ最低気温マイナス1℃ですから、車がスピードを上げると容赦無く冷たい風が飛び込んできて、寒いことこの上なし。

d0221584_8242624.jpgしかも、アンテロープ・キャニオンに近づくと、今度は砂漠地帯を疾走しますから、砂埃もスゴイです。気がつけば握り締めていたカメラにうっすらと砂埃が。。。慌てて払いのけました。

d0221584_7485188.jpgd0221584_7492120.jpg
20分弱ほど走って到着した所は、一見何も無さそうな岩壁。
入口に近づくと岩の割れ目がかなり大きいことが解りました。(写真右)

d0221584_7502985.jpg「こんな所なの?」
と、最初はいぶかしく思いましたが、岩の隙間に案内され、その岩肌を見上げて納得。
滑らかに削られた岩肌に見事な縞模様が! 気持ちが高ぶります。


※写真は全て、クリックすると別ウインドウで大きく表示されます。

d0221584_751246.jpgちなみに右の写真は、同じ場所でカメラの設定を変えて撮った物。
上の写真が絞りF3.5、ISO400、シャッタースピードが1/30秒。
右は絞りF3.5、ISO640、シャッタースピード1/60秒。
ISOを上げるとぐっと明るくなり、色味も幻想的になりました。

これ、日本人ガイドさんが昨夜の内に教えてくれました。ガイドさんに感謝!!


d0221584_7541186.jpg早速中に入ります。すると、なんと中はとても暗いではありませんか!

ISO感度を上げると言うことは…そうです、ここは暗いんです。
これまでテレビや写真集などで見てきた「アンテロープ・キャニオン」の画像は、どれも幻想的な光を放った美しい写真ばかりでした。なので、本物がこんなにも暗い所だとは思っていませんでした。

それでも、天井の岩の隙間から日が差し込めばそこそこ明るくなるのですが、岩肌の縞模様やグラデーションをハッキリ写したいと思ったら、ISOを上げ、手ぶれを防ぐために三脚を使用するのが一番です。
↑絞りF3.5、ISO640、シャッタースピード1/3.2秒。三脚使用。

d0221584_7561922.jpgそれでもやはり暗くしか映らない場所も多々ありました。

←絞りF4.5、ISO640、シャッタースピード3.2秒。三脚使用。
d0221584_801587.jpgd0221584_822511.jpg
d0221584_843177.jpg場所によって、又はお日様の強さによって様々な表情が浮かんできます。
また、カメラの設定によっても違って来るのは言うまでもありません。

左上絞りF3.5、ISO640、シャッタースピード1/3.2秒。三脚使用。
右上絞りF3.5、ISO640、シャッタースピード1.3秒。三脚使用。
←絞りF3.5、ISO400、シャッタースピード1/2秒。三脚使用。


d0221584_87550.jpgd0221584_872619.jpg
d0221584_884513.jpgこちらの写真もかなり暗く写ってしまったので、PhotoShop でシャドウを25%明るくしてみました。すると右のようになりました。

←同じ場所でちょっとカメラの位置をずらすと、ISO640で同じなのに、シャッタースピードが1.6秒となり、かなり明るい写真が撮れました。
ちなみに、上の写真はシャッタースピードが1/8秒でした。

d0221584_84716.jpgd0221584_85872.jpg
暗めながらも綺麗に撮れた写真もありました。
左は絞りF5.6、ISO640、シャッタースピード1秒。三脚使用。
右は絞りF4.7、ISO640、シャッタースピード1秒。三脚使用。
(と数値を色々書いていますが、私が設定したのはISO640だけ、あとはカメラがオートで設定してくれましたf(^_^;。)


d0221584_8115311.jpg
ここは鉄砲水などが岩を削って出来た峡谷です。それを裏付けるように、頭上を見上げるとあり得ない高さに流木が挟まっていました。あの遙か上まで水が流れたことが解ります。
(三脚を使って撮ったはずなのですが、何せ慌てているので、どうやら動かしてしまったようです。)


d0221584_8124185.jpg
↑絞りF3.5 ISO640、シャッタースピード2.5秒。三脚使用。

d0221584_8134377.jpgさらに奥に進むと、日の光が多く差し込むのでしょう。オレンジ色が濃くなるエリアに行き着きました。
幻想的な世界が広がり、これこそ、写真集などで見た「アンテロープ・キャニオン」でした。

頭上の岩の隙間から差し込む光が眩しいほどに感じますが、実際はここまで明るくありません。
正に写真のマジックですね。
↑絞りF3.5 ISO640、シャッタースピード1/15秒。三脚使用。
↓絞りF3.5 ISO640、シャッタースピード1/8秒。三脚使用。(2枚とも)

d0221584_8145953.jpgd0221584_8153272.jpg
d0221584_816055.jpg
↑絞りF3.5 ISO640、シャッタースピード1/13秒。三脚使用。

これらの写真は、三脚無しでは私には到底撮れない写真でした。

しかし、ここはとても狭く、朝一番で行ったとは言え次々とツアー客も来るので、三脚をセットしてアングルを決めてそうっとシャッター押して、なんて悠長なことはそう何度もしていられず、写真を撮ったら三脚を担いで小走りにツアーグループについて行く恰好にもなり、お陰で現地のナバホ族のガイドさんが
「あそこは鷹のように見える岩です」とか
「酋長の横顔に見えるでしょう?」とか
いろいろ説明してくれているんですが、聞く暇が無くどれがどれやらほとんど解らないで終わってしまいました(T T)。

しかも、この峡谷は意外な程距離が短く、あっという間に突き抜けてしまい、あとは同じルートを引き返すだけ。
その際、再度確認しようと思いましたが、やっぱり解らず。それどころか、時間の経過と共に陽射しの差し込み具合が変化して、岩の表情が変わり、またもや写真を撮りたくなってしまい、もたもた。
(一緒のツアーグループだった皆さん、ご迷惑をお掛けしてスミマセンでしたm(_ _)m。)

ああ、もっとゆっくり、じっくり、出来れば1日中眺めていたいと思うのでした。


※地図はこちら

※NABAJO NATION PARKS & RECREATION
http://www.navajonationparks.org/htm/antelopecanyon.htm


次回「(6)ホースシューベント」に続く。


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by suneya-m | 2012-01-10 09:17 | アメリカ生活 | Trackback | Comments(2)
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Commented by セドナちゃん at 2013-04-27 01:28 x
こちらはアッパーかロゥアどちらですか?
写真すごいですね!私もゆっくりとりたいです。
Commented by suneya-m at 2013-04-27 09:24
セドナちゃんさん、ありがとうございます。
実はコメントを頂くまで、アンテロープキャニオンに「アッパー」と「ロゥア」があることを知りませんでした。なので、自分が一体どっちへ行ったのか調べましたら、ツアーで簡単に行ける方なので「アッパー」(98号線の南側)だと言うことがわかりました。(リンクを貼った地図も修正しました。)
「ロゥア」(98号線の北側)はさらに神秘的な所のようですが、梯子を使って昇り降りしたり、雨が降ると洪水の恐れもあるとか。。。三脚を抱えた私には到底行けそうにありませんが、機会があったら「ロゥア」も見てみたいですね。
コメント、ありがとうございました。
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