先日、「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」を字幕版で観てきました。
大好きなパイレーツシリーズですが、いよいよ本作で最後(?)。
これまでの4作品をおさらいしてから、臨みました。
と言っても、テレビで放映してくれたので大助かり。多少カットされていたりした3作目と放映がまだだった4作目は、DVDでおさらいしました。
結構大変だけど、やっぱり余裕があるなら見直してから新作を観たほうが良いと思います。
だって、懐かしのキャラ総出演って感じだし、細かいところで3作目や4作目から拾ってきているエピソードがありますから。
ネタバレあります。
前作の4作目からの続きかな?と思いましたが、どうしてどうして。ちゃ〜んと3作目までのストーリーとも絡ませて、全てをひっくるめるような作りになっていました。
3作目までストーリーの軸を担ってきた、ウィルとエリザベスの息子、ヘンリー・ターナーが主役ですから。
ヘンリー役を演じたのは「キング・オブ・エジプト」で私の記憶に残った、ブレントン・スウェイツ。なかなかのイケメン君でぴったりでした。
また、とっても気になっていた若き日のジャックを演じたのは、若手俳優でミュージシャンでもあるアンソニー・デ・ラ・トーニー。
彼の演技にジョニー・デップの表情をCG加工で加えたんだそうですが、良く出来ていますね〜。
そう、今回如何にしてキャプテン・ジャック・スパロウが誕生したのか明かされるということだったので、とっても楽しみでしたが、意外とあっさりしていていささか拍子抜けでしたf(^_^;。
だけど、解ったお陰で逆に、いつブラック・パール号に乗ったんだろう?とか、一等航海士のギブスや宿敵バルボッサとはどこで知り合ったんだろう?とか、新たな気になる点が浮かんで来ちゃいましたf(^_^;。
つまり益々パイレーツの世界に填っちゃったってことかな(笑)。
今回の敵、サラザールもまた際立ったキャラクターになってました。なにせ、顔はひび割れ、髪は水中のように揺らめき、その言葉は見事なスペイン訛りですから。
ジャックを追う理由もハッキリしていて、良いですね。
そして意外にも今回スポットが当たったのは、バルボッサ。
彼の過去まで明かされちゃうなんて、またその鍵を握るのは今回のヒロイン、カリーナ。
まあ、若干「ん?」ってなるような設定もありますが、まあ、そこは気にせずf(^_^;。
海賊の話の割りには、前半陸上でのストーリー展開が多いのが若干気になりましたが、後半はサラザールの乗るサイレント・メアリー号の想像を超えた動きや、アクションシーンが迫力あって楽しかったです。
とは言え、やっぱり今回もジャックはまるで他人事のようで、主役なのに大して役に立たないと言う基本スタンス(?)なのが、まあ、ジャックらしいと言えばジャックらしい。飄々とした姿がやはり素敵です(笑)。
ラストシーンを観る限り、ジャック・スパロウの物語は完結しちゃったっぽいのですが、お決まりのエンドロール後の映像を観ると、今度はウィル・ターナーでシリーズ作っちゃうの? って感じでした。
それにしても、あのフジツボを落として行ったのは、やっぱりデイ●ー・……?
やっぱりまだシリーズは続くのか?