昨日、「
アーロと少年」を観てきました(原題:THE GOOD DINOSAUR)。
アメリカでの公開も予定よりも1年くらい遅れ、日本での公開は更に遅くなっていますから、待ちに待った作品のはずですがアメリカではさほど当たらなかったようです。
まあ、主人公である恐竜のアーロのキャラデザインを見るからに、あまり良い印象は持てません。実際私もさほど期待すること無く劇場に足を運びました。
ネタバレあります。
しかし、ひとたび映画が始まると、その映像の素晴らしさに目が釘付け。
自然の山並みや木々の様子など、まるで実写のような美しさです。
特に水の表現が素晴らしく、穏やかに流れる川の水面の動きや、一転して嵐によって水かさが増し氾濫した濁流の荒々しさなど、見事としか言いようがありません。
それだけに、なぜ主人公がこんなにもマンガちっくなのか、首をかしげます。
しかも、ちっとも可愛くないので、オモチャやマスコットを欲しいとは一切思えない。。。オモチャメーカーには酷なキャラデザインですね(苦笑)。
監督の交代やスタッフの入れ替え、ストーリーの方向転換など紆余曲折あったようですが、父と子の絆を主軸に家族をテーマにしているので、日本人には受け入れやすい作品だと思います。
現に私など、迂闊にも3回は涙がこぼれてしまいました。(珍しく旦那さんもティッシュで目頭抑えてた!)
とは言え、アーロの相棒がなぜ少年なのかは最後まで腑に落ちませんでした。
だって、振る舞いは子犬のようで、しかも鼻が利く、遠吠えをするとなれば別に「人間」である必要はなく、犬や狼ような動物でも良かったんじゃないか?と思ってしまいます。
まあ、人間のほうが表情が表しやすく、感情移入もしやすいから便利なんでしょうね。
ということで、家族にお勧めの映画でした。
▲劇場入口で頂いたおまけ。 小さな小さなアーロとパパのフィギュアと、オモチャのカタログのセット。
意外にもパパのオモチャは発売されていないみたいなので、なにげにレアかも(笑)。
■アーロと少年
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。