今時の邦画は公開前に、主演役者が一日中テレビ番組に出演して宣伝するのが普通なんですね。映画のヒットのためとは言え、役者さんも大変ですf(^_^;。
この「ストレイヤーズ・クロニクル」も映画館で予告編を観て知っていましたが、主役の岡田将生と染谷将太、松岡茉優が日テレの番組に登場して、映画の内容を詳しく話していたので観てみる気になりましたから、まあ、効果はあるってことですね。
ネタバレあります。
事前情報として、特殊能力を持つキャラクターが多数出てくると言うのが何より興味深かったし、実際劇中でその能力が披露されて面白かったです。
が、特にアゲハチームの能力の元となる遺伝子がどんな動物の遺伝子なのかは全く説明がなかったので、今ひとつピンと来なくて、なんでこの能力?と首をかしげるシーンもしばしば。
また、登場人物が多すぎるのか、物語が能力者だけで進んでしまうので、普通の人や世界との繋がりが希薄。一番の身近な普通の人である里親すらほとんど登場しません。
なので、余命短い彼らがどうして世界を守ろうとするのか、その動機付けも解りません。里親を守るんだ、とかあればまだ良かったのかな。
十代の彼らだけで世界が作られてしまう、まるで中学生の世界。ライトノベルズのような感じでアラフィフ夫婦には、ちと乗れない映画となってしまい、お尻が痛くなりました。
若い良い役者さんたち(仮面ライダーウィザードの白石隼也くんとか(^_^)。)がたくさん出て、アクションも頑張っていただけに、なんかモッタイナイ感じでした。
■ストレイヤーズ・クロニクル
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