独立記念日に見る、マウントラッシュモア
2014年 07月 09日
数週間前から Fireworks Stand(花火屋さん)が道路沿いに店開きしたりして、街中がそわそわしている感じになりました。
日本人的にはあまり関係無いかなー、って感じでしたが、これに絡めたJTBのツアーを見つけたので、今年は旅行先で独立記念日を過ごすこととなりました。
このツアーの最大の目玉は、独立記念日にあの巨大な大統領の顔が彫られた山「Mt. Rushmore(マウントラッシュモア)」で行われるセレモニーを見ること。もちろんそれ以外にも盛りだくさんの3泊4日のツアーで、下記の観光地を訪れました。
=====今回の観光先========
(1)マウントラッシュモア
(2)デビルスタワー と デッドウッド
(3)クレイジー・ホース と
ウィンドケーブ国立公園(ニードルズ・ハイウェイ、カスター州立公園)
(4)バッドランズ国立公園 と ウォールドラッグ
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■地図はこちら→ MAP
ということで、まずはメインの「Mt. Rushmore」からお届けします。
【Mount Rushmore
/マウントラッシュモア】
集合は3日(木)の朝7時30分、ロサンゼルス空港。
午前9時06分発のDenver(デンバー)行きに搭乗。約2時間25分のフライト+時差1時間で、到着は現地時間 12時30分。ここで乗り換えです。
さすがハブ空港。コロラド州のデンバー空港はとっても広い! なのに、乗り換えはほぼ端から端への移動。しかも時間があまりないので途中ランチを買い込み、機内へ持ち込みました。右の写真、さすが内陸。トイレは竜巻のシェルターを兼ねていました。
飛行機、ちいさっ! しかもプロペラ〜〜〜!
なんと、サウスダコタ州の Rapid City(ラピッドシティ)行きの飛行機は、こんなに小さいプロペラ機。むむむ、少々不安になってきます。。。
しかーも、機械のトラブルなのか書類の不備なのか解りませんが、一向に飛び立つ気配無し。ランチに買ったプレッツェルをほおばりながら機内で待つこと約1時間。ようやく爆音と振動の中、離陸となりました。ここからのフライトは約1時間15分。
ラピッドシティ空港に着いたのは16時ちょっと前。こぢんまりとした小さな空港です。周りも草原が広がって、のどかな感じ。
そして最終目的地の Keystone(キーストーン)へは、ここから更にバスで1時間。
ホテルに着いた頃には17時。ところが、まだまだこんなに日が高いんです。
取り敢えずチェックインして荷物を部屋に入れたら、再出発。いよいよマウントラッシュモアへ。
←▲ホテルのロビーにはバッファローを始め、たくさんの剥製が飾られていました。
ホテルからキーストーンの街並みを抜けて行くのですが、本当に小さな街で、レストランとギフトショップ、そしてホテルがあるだけ。車でゆっくり走っても5分もかからずに通り抜けてしまうほどです。
街中を抜けると、程なくして遠くに山の上の大きな顔が見えて来ました。
遂に約半日掛けて、マウントラッシュモア国立記念公園(Mount Rushmore National Memorial)に到着です。
おお! 入口に立つと正面に見えて来ました。
けど、まだ小さい。。。。どんだけ遠いんだ?
途中2箇所ほど石のゲートをくぐりようやく、グランド・ビュー・テラスに到達。
手前には円形劇場があり、その奥の山の上には、まさしく、テレビや雑誌で見た巨大大統領の顔がでーん!
ん? やっぱりまだ小さく見えるのは山が高いから?
それにしても逆光がぁぁぁ! これじゃ、眩しいし、肝心の彫刻が影になって見えないよ〜。(T T)。
彫刻の麓まで「プレジデンシャル・トレイル」があるというので、早速行ってみることに。さて、どこまで近づけるのかな?
▲右の写真は巨大な岩の割れ目から覗いた、ジョージ・ワシントン大統領。おお、結構近い?
← 鼻の穴までくっきり。もちろんズームで撮影してます。
もっと近づけるかと期待していたのですが、残念ながらかなり山の下のほうが見上げる感じでした。
トレイルの終わりの方にある「スカルプターズ・スタジオ」には、お土産の他に完成予定模型の展示があり、窓の外の実物と比較することができました。って、もろ逆光で窓の外の実物は写らず(;´Д`)。
グランド・ビュー・テラスの階下にある「リンカーン・ボーグラム・ミュージアム(彫刻家の博物館)」には、さらに初期の完成予定模型もありました。しかも、これには3人しかいません。作業の進行に伴い変更があったんですね。
← ちなみに円形劇場ではエアフォースの音楽隊による演奏が行われるなど、前夜祭的なイベントが行われていました。
さて、一通り見た所でガイドさんお薦めの、トーマス・ジェファーソン大統領のレシピによるアイスクリームをいただく事にしました。
今も昔通りのレシピで作られているという事ですが、なかなか濃厚で美味しかったです。
と、まあ、第1日目はこんなものかと言う感じで終了。
ちなみに夕食には、小さな街キーストーンのファミリーレストラン「All Amercan」で、バッファロー・バーガーとホット・ビーフを頂きました。
バッファローの肉と言う事ですが、あまりビーフと変わらない味。もっともバッファローは牛の一種ですもんね。ホット・ビーフはトーストにシュレッドされたビーフを挟み、その上からグレイビーソースをどば〜と掛けたもの。パサパサのパンが、グレイビーソースのお陰でしっとりして食べやすかったです。ちなみに中央のアイスクリームのような小山はマッシュポテト。
さて、マウントラッシュモアの観光はこれでお終いかと思いきや。ガイドさんに私達の不満が伝わったのか、「朝の順光のマウントラッシュモアをご覧頂きたい」と言ってくれまして、翌朝30分ほど出発を早め、マウントラッシュモアに再度立ち寄りました。
さあ、朝日を浴びたマウントラッシュモアはどうだ!?
がーーーん。
薄曇り。微妙な空模様で、昨日の逆光よりは良いけど。。。。と、これまた微妙な雰囲気で、2日目の観光予定の「デビルスタワー」へと向かいました。これはまた次回のブログで。
さて、マウントラッシュモアの観光。メインはこの2日目、7月4日の夜のイベント「ライトアップセレモニー」。昼間の観光を終え、夕食も済ませた午後8時過ぎ。三度マウントラッシュモアを訪れました。
独立記念日のライトアップセレモニーを今や遅しとグランド・ビュー・テラスで待っていると、さすがアメリカ。愛国心たっぷりの老夫婦が、星条旗柄のペアルックでステージに食い入っていました。
それにしても日が長いので夜9時を過ぎてもなかなか暗くならず、ライトアップも始まりません。4人の大統領の紹介VTRを見せられ、辺りが暗くなった9時25分ごろ、ようやくぼんやりと明かりが灯り始めました。本当にゆっくりぼ〜んやりと。
手前の各州の旗のほうが明るいくらいです。
日本のプロジェクションマッピングとかを知っていると、尚のこと「こんなもん?」ってな感じになってしまい、テンションが上がること無く終わった2日目でした。
そして! まだ続きます。(長くてスミマセンf(^_^;)
実はさらにだめ押しの4回目。翌3日目の朝にも、懲りずにマウントラッシュモアを訪れました。
キターーーー!
そうです、これです。やーーーーっと晴れてくれましたよ!
こうでなくっちゃ、です。
これでようやく記事トップの写真を撮ることができました。
これで心置きなく次の観光へと向かえると言うものです。
教訓:マウントラッシュモアは天気の良い日の午前中に訪れるべし。
それにしても、グランド・ビュー・テラスへ行くまでの間、石のゲートや旗がたくさんありましたが、これが意外と邪魔。とっても写真が撮りづらいんです。日本には、窓で風景を切り取って見せる庭園とか有りますが、ここのゲートにはそんな洒落た機能は無いようです。一体どんな意図で設計したのかしらん?
★お土産★
そしてもちろん買いましたよ、お土産の数々。
本とDVDのセット、ショットグラス、ピンズ、ペニープレス、絵はがきなど。
入口に大きなギフトショップがあって、そこには関連グッズがたくさん。時間がいくらあっても足りないくらいでした。
■Mount Rushmore National Memorial
http://www.nps.gov/moru/index.htm
と言う事で、次回の「デビルスタワーのタワートレイルを歩く」へ続く。
長文を最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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