マチュピチュへの旅(6)クスコ市内観光
2014年 01月 22日
今回参加したナスカの地上絵とマチュピチュ遺跡が含まれている「ペルー・ホリデースペシャル7泊8日〜リマ・パラカス・ナスカ・聖なる谷・マチュピチュ・クスコ〜」ツアーもついに7日目、実質的な最終日です。クスコ市内を観光しその後リマへ飛びました。
(いつもいつも長文&写真が多くて、スミマセンf(^_^;。)
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マチュピチュへの旅 その他のブログ
(1)リマ・天野博物館
(2)ナスカの地上絵遊覧飛行
(3)クスコ・サクサイワマン遺跡 と ピサック市場
(4)ペルー鉄道 と マチュピチュ遺跡
(5)マチュピチュ遺跡再び と ペルー鉄道のファッションショー
(7)リマ・最後の観光 と ワカプクヤーナ遺跡レストラン
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<7日目>【12月28日(土)】
前日の夜にクスコ入り。翌日はマチュピチュとは打って代わって、朝からの雨。この日は徒歩での市内観光なので、ちょっと心配です。
やはり標高が高い上に天気が悪いのも相まって、この日は寒いくらいでした。そんな中、まずは「サント・ドミンゴ教会」を訪れました。ここは教会でもあり「コリカンチャ博物館」でもあります。
ここもインカ時代の神殿を壊して建てられたスペインの教会。そういった教会はたくさんありますが、ここは神殿の土台がそのまま残っていて博物館にもなっています。そしてかつては多くの黄金の装飾品があったそうですが、今ではたった1枚のレリーフを残すのみ。全てスペインに持って行かれてしまったそうです。
かつては星の光で埋め尽くされていた夜空を、星を繋いで星座としたのとは反対に、インカの人々は星の無い暗闇を繋いで様々な形を見い出していたそうです。星で埋め尽くされた夜空、今では想像も難しいです。
ロの字形の建物の中央には、井戸らしきもの。館内で気分が悪くなったら、ここへ避難しましょう。気分が落ち着きます。
博物館を出て小雨が降る中、細い石畳の路地を進んで行くと、路地の両側にはカラフルなブーツを売る店や、こんな綺麗な石組みの門にたどり着きました。
ガイドさんの説明では、↑ ここに「14角の石」があるというのですが、さてそれはどこでしょう?
正解は、右側中央あたり。意外と小さいです。
(詳しい地図はこちら)
その先の角を右折して、やはり石畳の路地を進んでいくと、そこには、マチュピチュでインカビールやグラスのレリーフになり、石のパズルを買った、あの「12角の石」がありました。
とても有名な石なのですが、とても狭い路地の壁面にありました。でも、結構大きいです。当然観光客もひっきりなしに訪れるので、ゆっくり見てはいられませんが、思わず何度も角を数えてしまいました(笑)。
そしてその先の角を右へ折れると、またもや石壁のある通り「インカ・ロカ通り」。ここには、ピューマと蛇(って言うより芋虫っぽい)に見える石がそれぞれあるというのですが、これらを探し出すのはなかなか苦労します。
なにせ、路地は狭いし、石は大きく横に広がっているので全体を見渡すのが難しい。広角レンズのコンデジを使ってもフレーム内に納める事は出来ませんでした。
このポスター、どうやって作ったんだろう?
▲ここが頭で、あそこがしっぽだよ、とツアーメンバーのひとりがみんなに教えてくれたのですが、それでも「う〜ん」となるほど、解りづらかったです。
一向に止む気配の無い小雨の中「12角の石」があった通りに戻り、さらに先の坂道をえっちらおっちら歩いて着いたのは、サン・ブラス教会の近くにある美術館「MUSEO TALLER HILARIO MENDIVIL(Hilario Mendivil Museum)」。とても小さなこぢんまりとした美術館ですが、ペルー独特の彫刻の数々が展示されていました。
▲首を長〜く作るのが特徴。
そして来た道を戻り、またもやエッチラオッチラ。今度は下り坂なのでまだ楽です。
忘れないでくださいね、ここは高度3,400m。酸素が薄いんです。ですが、この数日で身体もだいぶ慣れたのか、はたまた連日摂取している食べる酸素と飲む酸素のお陰なのか、息切れはするものの頭痛がすると言ったことはありません。もっとも息切れは、普段の運動不足によるものかも知れませんがf(^_^;。
そして足元とを見ると、こんな道しるべ。
クスコ市をピューマの形に例えて、ANTISUYO の方角を教えています。
以前のブログ「(3)クスコ・サクサイワマン遺跡 と ピサック市場」でサクサイワマン遺跡が『クスコの街をピューマに見立てた時、頭の部分に相当するところ』とご紹介しましたが、こういう事だったんです。
とは言え現在のクスコ市の形を見ても、とてもピューマには見えません。インカ時代の首都クスコ、ということのようです。
(詳しい地図はこちら)
頑張って歩くと、ようやくカテドラルの脇にでました。
目の前のアヌマス広場にはクリスマスのオブジェと、金の銅像。
ここでしばらく、広場を囲むように並ぶ店などを見て回りました。その間に雨も上がり、お天気も徐々に回復。
▲大きく立派なカテドラル(写真左)。
▲アヌマス広場。
▲ 景観を損なわないよう、お馴染みの KFC やスタバの看板も黒く地味になっています。
▲これはきっとご当地マックメニューに違いない。しかし正体はわからず仕舞い(写真右)。
▲あちこちで見かけたお菓子のスタンド。商品名も見えないほど、みっちり詰め込んでいるのが面白い。
← 路地裏のような所で見つけた日本食レストラン「KINTARO」。残念ながらこの日はお休みでした。
ラ・コンパーニア・デ・ヘスス教会の隣で行われていたバザー(?)を覗いて、思わず衝動買い。
普段あまり使わない長財布なんぞ、買ってしまいました。お値段たったの$10(約1,040円※)!。
昼食はアヌマス広場から徒歩1分。正統派ペルー料理を、日本人シェフが提供するというレストラン「PUCARA(プカラ)」で頂きました。
ガイドブックに大きく紹介されているだけあって、日本人のお客さんがたくさん来ていました。
美味しい料理でお腹がいっぱいになったら、いよいよクスコともお別れです。
▲何度もその前を通過していたんですが、ようやく天気が晴れて写真が撮れたモニュメント。表は太陽のレリーフと噴水、裏はピューマなどがカラフルに描かれたレリーフ。(Paqcha de Pumaqchupan)
バスの車窓からの景色を眺め、惜しみつつも機上の人となり、リマへ飛びました。
と、思いの外長くなってしまったので、
次回(7)リマ・最後の観光 と ワカプクヤーナ遺跡レストラン へ続く。
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マチュピチュへの旅 これまでのブログ
(1)リマ・天野博物館
(2)ナスカの地上絵遊覧飛行
(3)クスコ・サクサイワマン遺跡 と ピサック市場
(4)ペルー鉄道 と マチュピチュ遺跡
(5)マチュピチュ遺跡再び と ペルー鉄道のファッションショー
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※$1=104円で計算。
◆ s/1(1ソル)=34円で計算。
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