2013年 01月 15日
SacAnime(アニメイベント)で車椅子を体験。
先週の頭、ちょっとノドが痛いし咳が出るけど、まっいっかと不養生。さらに週末もうろちょろと外出してたら、そのツケがこの月曜日にやってきた。
すっかり声は出ないわ、咳は止まらないわ、で一日中ベッドの中。家事もろくに出来ず、旦那さんは久しぶりのカップ麺での夕食。これはこれで喜んでいるから、よくわからん。
でもって、旦那さんが買って来てくれたカットフルーツやゼリーを食べて、ようやく少しは回復してきたかな〜って感じ。そこで、早速することと言えば、ブログのアップですf(^_^;。

と言う事で、だいぶ時間が経ってしまいましたが、先々週末のサクラメントの アニメイベント・SacAnime での、ちょっと場違いとも思える体験をば、アップします(SacAnime のブログはこちら)。


d0221584_13501069.jpg大勢のコスプレイヤーが闊歩し、アニメ関連グッズの店が並ぶ物販ホールのほぼ中央に、それはありました。
ブルーのラインで囲まれたエリアには、何故か車椅子と重ねられた板が数枚。
そう、ここは車椅子を体験してもらう為のスペース「HEART BARRIER FREE project」でした。

アニメファンと車椅子。
何とも意外な組み合わせ、と思いましたが、実生活において特にアメリカでは至る所で車椅子を使っている人に出会いますから、別にそんなに珍しい事ではないんですよね。
実際、週末に行くショッピングモールでは、必ずと言って良いほど身体が大きくなりすぎて自力歩行が困難になった方が電動車椅子に乗っているところに遭遇します。もちろん、そういったときは道を譲ったりしてますよ〜。幸いアメリカは土地も広いですから、ショッピングモールも至る所にスロープやエレベーターが設けられています。なので、車椅子の方もそこそこ不自由なく過ごせているんじゃないかしら? なので、今さら?って気もちょっとしたのですが、実は、ここの出店者が日本からいらした方だったんです。

英語だらけの中で日本語でじっくり話が出来ると思うと、ついつい嬉しくなって、色々とお話を伺ってしまいました。
ご自身も事故で車椅子を使うことになったという、こちらの出店者のKさん(女性)は日本で車椅子の方が気軽に外出できるよう、バリアフリーの街作り活動をされているそうです。車椅子の方はどうしても外出が億劫になりがちで、常に心配ごとも多いとか。行った先のレストランの入口のサイズはどれくらいなのか、そこには車椅子で入れるトイレはあるのか? などなど。そう言った情報を共有するプロジェクトを進めていらっしゃるそうです。それが、今回縁あってアメリカのアニメイベント SacAnime で、アメリカの若い人たちに車椅子を体験してもらう事になったそうです。車椅子の方の海外旅行となると、先の心配ごとはさらに多くなります。そう言った情報も広く集めたいとの事でした。

一言にバリアフリーと言ってもハード面、ソフト面と色々ありますが、Kさん曰く、狭い日本ではレストランの入口にある段差をスロープに変える、などのハード面はスペースが無かったり、お金も掛かるのでやはり消極的になるところが多いとか。だけど、そこでちょっとお店の方に車椅子を押すなどの手助けをしてもらうだけで、そのお店に行きやすくなると、おっしゃいます。
そう、これが「ココロのバリアフリー」なンですって。

なるほど、お話を伺うともっともで凄く共感しました。車椅子を押すくらいなら私にだって出来そうジャン、やったこと無いけど
そう、この「やったこと無い」って言うのが結構大きい事を、車椅子を体験して痛感しました。

皆さんは車椅子に乗ったことはありますか?
私は今回が初めてでした。
で、これが意外や意外、想像以上に大変なンですよ! 私が乗っていたんじゃ写真が撮れないので、若いお嬢さんがトライした写真でご説明しますね。

d0221584_13533134.jpgまず、空の車椅子はとっても動きやすい。ちょっとチカラを入れるとスッと動いちゃう、なので座るだけでもちょっと緊張。

そして、まずは低い段差(3cmくらいかな?)に挑戦。これは勢いで難無くクリア。このお嬢さんもいともたやすくクリア。問題はその先の5cmちょっとの段差。これが非常にやっかい。

d0221584_13553044.jpg前輪の小さな車輪は段差にぶつかると方向を変えてしまいます。Kさんは「前輪を少しあげる、ウィリーさせるといいんですよ」とにこやかにおっしゃいますが、どっかりと椅子に落ち着いている私のお尻はどうして良いのかわからず体重移動も出来ず、ひたすら腕のチカラでホイールを回そうとしますが、案の定、前輪が浮くことはありませんでした。

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d0221584_1356439.jpgこちらのお嬢さんは、一瞬、後ろの男性にサポートを頼みそうな感じでしたが、なんと自力で前輪を浮かし段差をクリアしました。お見事! 
そして、体験した後はさらに係の方からレクチャーを受けていました。


私はと言いますと、結局スタッフに押してもらって段差を登りましたが、勢い付きすぎて板の上から落ちそうになってしまいました。さらに段差を降りるときは後ろ向き。これが見えない恐怖と落ちるような感覚で意外と怖いんですよね。
Kさんは「慣れですよ(笑)」とにっこり微笑みますが、いやはやこれは大変です。

今回のことで車椅子が如何に滑らかに動くのか、また、それ故にちょっとした段差も障害になってしまうということを知りました。何より初めて車椅子に触った、ってレベルでしたから、目からウロコボロボロの体験でした。

ちなみに板にはこんな手書きメッセージがありました。
「HELP SPREAD AWARENESS !」
う〜んと、まずは広く大勢の方に知ってもらいたい、って事ですね。

正にその通りで、こうして一度車椅子を体験すると、座っている方の気持ちに少しでも近づけるんじゃないかな?と、思いました。
今度、車椅子の方を見かけたら、「慣れているから大丈夫でしょ?」じゃなくて「何か困ってはいないかな?」と考えることから始めようと思うのでした。


ま、その前に早く風邪治せよ、って事ですが、全米で猛威をふるっているインフルエンザ。唯一と言って良いほど流行を免れているカリフォルニア州ですが、やっぱり例年よりも寒い日が続いているようなので、まだまだ油断は禁物です。
皆様も、ご自愛くださいませ。



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■HEART BARRIER FREE project
http://www.heartbarrierfree.com



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by suneya-m | 2013-01-15 14:09 | アメリカ生活 | Trackback | Comments(2)
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Commented by カエル at 2013-01-24 05:22 x
ここ、アリゾナもそうだけど、CAもバリアフリーの場所が多いですよね。CAに住んでいたころ、NYに行った時、車椅子の方は大変だろうなぁって、思いました。
というのが、当時(12年前)ベビーカー持参の旅行だったから。
最近NYに行った、赤ちゃん連れの友人もやはり、バリアフリーでない場所が多かったと言っています。
古くからの街をバリアフリーに変えるのは、時間がかかりそうですね。
車椅子の方の旅行となると、現地の状況を知りたいのが、よくわかります。
Commented by suneya-m at 2013-01-25 03:16
NYがバリアフリーではない場所が多いとは意外でした。古い街や混み合った街のバリアフリー化は、なかなか難しいんですね。
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