2012年 10月 02日
メキシコハイライト5泊6日 ー(6)チチェン・イッツァ遺跡ー
2012年09月21日

今日はいよいよ「チチェン・イッツァ遺跡 (Chichen Itza)」にククルカンの降臨現象を観に行きます。
とは言え、日が傾く4時半頃と言う事で、それまでまだ時間がありますので、まずはメリダ市内の観光から。

歴史地区のソカロ (広場) を中心としたエリアには、州庁舎 (Palacio de Gobierno) やカテドラル (Catedral de San Ildefonso) があり、他のメキシコの歴史地区と似た印象を受けます。
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▲二階がギャラリーになっている州庁舎には、門番のように立つおまわりさん。写真撮影に快く応じてくれました。

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▲カテドラルではミサの真っ最中。
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▲ソカロには変わった形のベンチがありました。
昔は恋人同士のデートは家族同伴の上、お互いの身体が触れあわないように、とこういった形のベンチになったそうです。だけど、これなら見つめ合うには好都合だったでしょうね。
モンテホの家 (Casa de Montejo) は、初めてメリダの街を作ったスペイン人総督の家。入口の彫刻には、マヤ人を踏みつけるスペイン兵の姿が描かれています。


d0221584_1404179.jpgメリダ市内を出発しバスに揺られること約1時間半。高速道路を降りピステの街を通り抜け、木々に囲まれた道を進みチチェン・イッツァ遺跡の近く、セノーテ「IK KIL(イキル)」を見学しました。
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d0221584_1414527.jpgセノーテ(cenote)とは、巨大な地下水が堪った天然の井戸。古代文明が大きな川のお陰で繁栄したのと同様、マヤ文明はこのセノーテのお陰で文明が栄えたんだそうです。
セノーテはユカタン半島にたくさんあるそうですが、ここのセノーテ「IK KIL(イキル)」は “Sacred Blue Cenote(神聖な青いセノーテ)”とも呼ばれるほど、水が澄んでとても綺麗。泳ぐことが出来ます。訪れたこの日も、汗だくの我々をよそにとても気持ちよさそうに泳ぐ観光客が後を絶ちませんでした。水中にはたくさんの魚(ナマズ!)が見えました。

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ここにあるレストランで昼食を頂きました。店内は冷房がよ〜く効いていて、生き返るよう(節電中の日本の皆様、スミマセンf(^_^;)。昼食はバッフェで、ハイビスカスのジュース「ハマイカ」を頂きました。
大きなギフトショップもあって、またもや旦那さんは遺跡を見る前から買い物に走っていました。

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d0221584_1441432.jpgIK KIL から少し西へ戻ると遂に本命「チチェン・イッツァ遺跡 (Chichen Itza)」の入口です。
チケットをもらって、中へ入ると本当は違法だというお土産物屋の露店が所狭しと並んでいます。そしてそこを抜けると。。。。
じゃーーーん! ようやく到着!
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目の前にカスティージョ(El Castillo・城という名のピラミッド)!! 
お天気もすこぶる良いし、ああ、ククルカンの降臨が待ち遠しい!
d0221584_1454091.jpg確か今は(いつも?)登る事が出来ないはずですが、カスティージョの階段に人影がたくさん。どうやら降臨ギリギリまで修復工事をしているようです。
d0221584_1461949.jpg降臨まではまだ時間がありますので、ガイドさんが詳しい説明をしてくれました。
まずは、ククルカンの頭部がある正面で。この写真、別に拝んでいるわけではなく、この位置で手を叩くとその音がやまびこのように返ってくるのを実践しているところです。
このピラミッドは中に小さいピラミッドがありそれを覆うように造られたため、二重構造となり、頂上の窓から入った音が中で反響してやまびこのような現象が起こるんだそうです。

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ジャガーとワシの台座 (Plataforma de los Tigers y Aguilas)」は、生け贄の儀式が行われたらしい場所。

d0221584_1481078.jpg隣の「ツォンパントリ (El Tzompantli)」という台座には生け贄の串刺しになった生首のレリーフがたくさん。
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さらにその先には「ジャガーの神殿 (Templo de los Jaguares)」と呼ばれる建物。ここには、玉座と思われるものがあり、当時の権力者がここからカスティージョを見たと言われています。右の写真がそこからの景色。ん? ちょっとカスティージョ、遠くね?

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d0221584_1410445.jpgこちらは「球技場 (El Juego de Pelota)」。生ゴムぎっしりの重たいボールを手や足を使わず、腰や肩などで壁にぶつけながら、壁にある穴に入れる球技を行ったところ。勝ったチームのキャプテンは生け贄になったんだとか。生け贄になることが誇りとされていたからこそ成立するゲームです。
壁が内側に少し傾けてあり、ここも、音が良く反響するような作りになっています。ゲームを盛り上げるのに役立ったそうです。

d0221584_14112377.jpgチチェン・イッツァにもセノーテがありました。ですが、先ほどの「IK KIL」とはかなり雰囲気が違います。こちらは、生け贄を捧げるためのセノーテ。発掘時には水底から人骨や高価な装飾品が出て来たそうです。
さすがにここで泳ぐ人いません。(多分禁止されていると思います。)

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最初のカスティージョの前まで戻って、左手に「戦士の神殿 (Templo de los Guerreros)」(写真左)を見ながらカスティージョの東側へ回ると、まだ復元がされていない部分を見ることができます。
ここまでが「新チチェン・イッツァ」と呼ばれるエリア。

さらに奥の「旧チチェン・イッツァ」へまで足を伸ばします。
途中、道の両脇にはお土産屋さんがびっしり。誰が教えたのか日本語で「やすい、びんぼープライス」と声を掛けて来ます。
エジプトに言ったときも、マーケットで「やすい、やまもとやま」と訳の分からない日本語で話し掛けられ、ゲンナリしたことを思い出しました。一体誰が教えるんだか………はぁ(/ω\) 。どうせなら、もっとちゃんとした日本語を教えてあげて欲しいものです。

すると、売り物にビニールシートを被せ始める店が続出。ガイドさんが聞くと、後10分くらいで雨が降ると言っているとの事、しかもこれがよく当たるんだとか。
半信半疑でしたが「旧チチェン・イッツァ」へ着いた頃、本当にポツポツと雨が降り出しました。自然と生きているマヤ人、さすが!
って言うか、降臨が観られなくなる〜〜〜! 雨よ降らないで〜〜!

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小振りなカスティージョのような「大司祭の墓 (Timba del Gran Sacerdote)」を見学し、
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カラコル (El Caracol)」と呼ばれる天文台を眺め(写真左)、「尼僧院 (Casa de las Monjas)」(右の写真の右側)や「教会 (Iglesia)」と、旧チチェン・イッツァを見終わる頃にはすっかり雨も上がりました。ホッ。

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d0221584_1417107.jpgカスティージョへ戻り、ロープの張られた最前線を陣取りその時をじっと待ちます。
もうすぐ、このククルカンの頭部に向かって光の身体が現れるばず、ワクワク。
真夏の花火大会のように見物人もだいぶ増えてきました。


4時25分も回りいよいよ。。。。

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だけど、30分を過ぎても、40分を過ぎても、50分を過ぎても、変化無し。

d0221584_14184096.jpg一向に降臨する気配がありません。空を見上げると、先ほど雨を降らした雲の残りでしょうか。いや〜な感じで太陽を隠しているではありませんか!!
それでも粘って待ち続けるも、5時になっても変化無し。。。。
残念ながらククルカンの降臨はありませんでした。(T T)。
かなり強い陽射しが無いと降臨現象は起きないんだそうです、結局この日は薄曇りになってしまいましたから。

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本当はこんな風に見えるはずなのに。。。orz。
(絵はがきより)

d0221584_14203626.jpg仕方ないので、旦那さんの記念写真をパシャリ。後ろ髪を引かれつつチチェン・イッツァ遺跡を後にするのでした。


ククルカンの降臨は見られませんでしたが、それ以外にもたくさんの見どころがある素晴らしい遺跡でした。マヤ歴世紀末にこの場所に来られて本当に良い経験となりました。

さて、後は疲れた身体をバスに乗せ、高速道路を使っても2時間半ほどかかる長距離ドライブでこの日の宿泊地「カンクン (Cancun)」へ向かいます。

d0221584_14212284.jpgすっかり夜となったカンクンで最後の晩餐。
ドリンクをオーダーしたら、こんな楽しいパフォーマンス。このちっこいオジサン、お店の名物オジサンだそうで、愛想もバッチリ。
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d0221584_14223725.jpgマリアッチのパワフル且つ大音響の歌声&演奏を間近で聞きながら、ファヒタと呼ばれる牛肉料理を頂きました。トルティーヤに包んで食べるのですが、お腹がいっぱいになってしまうので最初だけ。後はそのまま頂きました。


d0221584_14232054.jpgそして、店の前でこんな可愛いミサンガ売りの少女に出会いました。
バスが到着した早々に私の所へ、ミサンガを買ってくれと寄ってきた少女。その時は時間が無くて断りましたが、食事を終えても店の外にいたので早速購入。1本US$1もしくは10ペソ(60〜80円)。本当にかわいい子でした。
それにしても、こんな夜遅い時間に子供が一人でいるなんて、と思っていたら、2〜3本売る度に店の裏へ消えていく少女。帰りのバスの中から見たら、そこには母親と思われる女性の姿が。すっかり彼女の戦略にハマってしまった訳ですが、それでもやっぱり子供の可愛さには勝てません。素敵なお土産となりました。


その他のお買い物はこちら。
(翌日、カンクンのホテル近くのお土産物屋さんで買った物も含みます。)
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写真奥のマヤ文字が並んでいる紙は、2012年09月21日をマヤ文字で書いてもらったカレンダー(US$25 ≒ 2,000円)。チチェン・イッツァ遺跡の入口で観光前に注文しておくと、見終わった頃に出来上がっています。
その手前にあるジャガーの顔を被った人の頭、実は笛になっていて、「がおがおがお〜」とドラゴンの鳴き声を模した音がします。(同じようなものがテオティワカン遺跡でも売ってたな〜。)
写真手前、小さな銀色と金色のキーチェーンは、マヤで採れる銀と金で出来ているイニシャル入りキーチェーンとペンダントトップ。こちらは IK KIL でセノーテを見る前に注文しておくと、やはり見終わる頃に受け取れます。(ちなみに銀ベースにゴールドでイニシャル1文字を入れたキーチェーンはUS$42 ≒ 3,360円でした。)


こうして、メキシコハイライト5泊6日の旅は終了しました。
本当はオプショナルツアーの「トゥルム遺跡 (Tulum)」にも参加したかったのですが、時間が許さず、明日は昼過ぎの飛行機でメキシコシティ経由でロサンゼルスへ帰ります。
やはり旅行はあっと言う間に時間が過ぎてしまいますね。こうしてブログを作ると記憶の整理にもなり、旅を振り返って2度楽しめるから、大変だけど止められない。
次はどこへ連れて行ってくれるのかな?


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メキシコ旅行のmapを作りました。
ちなみに、今回のツアースケジュールはこんな感じでした。

09月17日 (1)メキシコシティ歴史地区の観光。
09月18日 (2)グアダルーペ寺院、テオティワカン遺跡。
     (3)メキシコ国立自治大学、メキシコ国立人類学博物館。
09月19日 (4)ウエホツインゴ、プエブラ観光。
09月20日 (5)ウシュマル遺跡、カバー遺跡。
09月21日 (6)メリダ市内観光、チチェン・イッツァ遺跡。
09月22日 カンクン空港から帰路へ。
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d0221584_1425843.jpg最後に、カンクンのリゾートホテル「ハイアット・リージェンシー」から見たカリブ海の写真をどうぞ。

今回もまた長〜いブログを読んでくださり、ありがとうございましたm(_ _)m。


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by suneya-m | 2012-10-02 14:58 | アメリカ生活 | Trackback | Comments(0)
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