「TOTAL RECALL」を観てきました。
2012年 08月 05日
事前に、22年前にシュワちゃんが主演した前作(1990年公開)を見直してから観に行きたかったのですが、残念ながらDVDを入手出来ず、ネットであらすじなどを再確認するに留まりました。
ですが、それでも随分と忘れていたことを思い出したので、今回の2012年版を観るにあたり大いに役立ちました。
この先ネタバレあります。
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基本的な所は前作と同じなのですが、まず大きく違う所は、今回は火星には行きません。地球の中だけで物語が進行します。
理由はよくわからなかったのですが、地球上にはイングランドと地球の反対側オーストラリア大陸にしか人が住んでおらず、オーストラリア部分は「New Shanghai」と呼ばれ、労働者層がひしめき合って暮らしています。その街の様子はまるでブレード・ランナーのワンシーンのようでした。
とは言え、ブレード・ランナーよりも「New Shanghai」と言うだけあって、看板や装飾が中華的。漢字の他にもハングル文字があり、以前のSF映画なら日本語が多く使われていたことを考えると、これが今の勢力図なのかな〜、なんて思ったりして。
そして、主人公ダグラス・クエイドの妻・ローリーには、あの「アンダー・ザ・ワールド」の Kate Beckinsale(ケイト・ベッキンセール)。なので、当然ドンパチアクション満載。
何せ、映画館のサイトで映画紹介を観ると、キャストの欄にはクエイド役の Colin Farrell(コリン・ファレル)を差し置いて、一番最初に彼女の名前があるように、前作とは違ってローリーは映画の最後まで暴れまくります。
そして、クエイドがハウザーだった頃のパートナー、メリーナには Jessica Claire Biel(ジェシカ・ビール)。彼女もアクション系の女優と言う事で、この二人のバトルも見物です。
そんな濃い女性ふたりに挟まれて、コリン・ファレルはいささか押され気味にも見え、旦那さん曰く「神経質なメル・ギブソン」に見える彼ですが、彼も身体を張ってのアクション三昧でした。
シュワちゃん版で印象的だったアイコン(おっぱいが3つある女性とか、変装してセキュリティーを通過するとか)を、2012年版でアレンジしているところが多く、感心したりニヤっとしたりするシーンが結構あって面白かったです。
また、イングランド部分である Nation States Euromerica と New Shanghai を繋ぐ地中トンネルを使った交通手段も、なかなか面白い発想だと思いました。
と言う訳で、原作は読んでいないのでそれについては何とも言えませんが、シュワちゃん版と比べながら観るも良し、新しいSF映画として観るも良し、って感じでした。
※ちなみに ↓ こちらのサイトで、新旧比較動画を観ることができます。
http://www.kotaku.jp/2012/06/compare_new_old_total_recall.html
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