「Rise of the Planet of the Apes(猿の惑星:創世記)」を観ました。
2011年 08月 09日
日本語タイトルを見ないと、一瞬何の映画か解らなかったんですが「ape」はサル(尻尾のないサル、霊長類)の事だったんですね。
当然「猿の惑星」と言えば大昔の映画が有名で、それ以降も続編やリメイク版などいろいろと映画化されているようですが、私はしっかり観たことがないので、「猿の惑星」のイメージと言えば、第1作のラストシーンで、主人公が海岸で砂浜に埋まった自由の女神の頭部を見つけて愕然とすることと、猿のコーネリアスの日本語吹き替えの声が山田康夫だったことくらい。
そんな私がこの「Rise of the Planet of the Apes(猿の惑星:創世記)」を観ても大丈夫なのかな? と少々不安はありましたが、実際に観ると何の問題もありませんでした。
主人公役は「スパイダーマン」のハリー役で有名になった James Franco(ジェームズ・フランコ)。
今回は、鑑賞中に
「あの人、誰だっけ?」
と悩まないように、事前にチェックしておきました(^_^)v。
お陰で「ハリポタ」のドラコ・マルフォイ役のTom Felton(トム・フェルトン)も出演していることもわかり、どんな役なのか興味津々で登場を待ちましたが、残念ながらドラコっぽいキャラ。あのイメージは常に彼について回るのかも。好青年の役は難しいのかな?
そして、肝心の「Rise of the Planet of the Apes(猿の惑星:創世記)」の感想はと言うと、ほぼ満席となった客席から鑑賞中に度々拍手が起こることがあるほど、随所に観客を喜ばせるツボを得た作品でした。
主人公が自宅で育てる事になった特殊な遺伝子を持ったチンパンジーの「シーザー」と、認知症を発症しているらしい主人公の父親との対比が、シザーがどんどん賢くなっていく様を鮮明に物語っているし、成長したシーザーのモーションキャプチャーを、あの「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム(スメアゴル/Sméagol)のモーションキャプチャーを担当した Andy Serkis(アンディ・サーキス)が演じていることもあって、表情がリアルで、言葉が無くてもその感情がすごく良く伝わって来ました。
彼が二本の足ですっくと立ち上がると、プロポーションはチンパンジーなのに、何故か格好良く見えるし、不思議な風格さえ醸し出していました。
その他にも登場するサル軍団も、まー、良く動くこと。もちろん、毛並みなどの質感は言う間でも無くちょーリアル。これって、CGなんだよね? と確認したくなるくらいで、なかなか見応えのある1時間50分でした。
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